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Tech.Pass

Tech.Passは、大手、または急成長したテクノロジー企業の創業者、リーダー、または技術専門家を世界中からシンガポールに誘致し、最前線の破壊的イノベーションを起こすことを目的とした就労ビザです。 

個人単位で直接このパスを申請することができます。

このパスは、シンガポール経済開発庁が管轄しています。

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主な特徴

主な特徴

このパスは初回の発行から2年間有効で、パス保有者は以下を行うことが認められています。

  1. 1社以上のテクノロジー企業を設立または運営ができる
  2. シンガポールを本拠とする1社以上の企業の従業員にいつでもなることができる
  3. 複数の企業の従業員としてだけではなく、従業員から起業家に転身することができる
  4. コンサルタントまたはメンターになる、高等教育機関(IHL:Institute of Higher Learning)で講師を務める、または、シンガポールを本拠とする1社以上の企業の投資家または取締役になることができる
  5. MOMが発行する扶養家族パス(DP:Dependant’s Pass)または長期滞在パス(LTVP:Long-Term Visit Pass)により、配偶者、子供、および両親1がシンガポールに滞在できる
  6. 更新の要件を満たした場合、さらに2年間の更新をすることができる

1 法律上の婚姻関係にある配偶者および21歳未満で未婚の子供(法律上養子縁組された子供を含む)は、MOMが発行するDPの対象です。内縁の配偶者、21歳以上で障がいを持つ未婚の子供、21歳未満で未婚の義理の子供、および両親は、MOMが発行するLTVPの対象です。

資格基準および更新

このパスを取得するには以下の条件のいずれか2つを満たす必要があります。

  1. 最新の月間固定給(過去1年以内)が2万SGD2(約162万円)以上であること
  2. 企業価値/時価総額が5億USD(約543億円)以上、または調達資金が3,000万USD(約32億6,000万円)以上のテクノロジー企業において、通算5年以上、主導的役割を担った経験を有すること
  3. 月間アクティブユーザーが10万人以上、または年間売上1億USD(約108億6,000万円)以上のテクノロジー製品の開発において、通算5年以上、主導的役割3を担った経験を有すること。

2 または、その外貨相当額。年収が24万SGD (約1,920万円)またはその外貨相当額を超える申請者・事業主も対象とみなされます。

3 例:テクノロジー製品の設計、開発、展開のいずれかまたはすべてにおいて多大な寄与をしたことなど

2年間の更新をするには、パス保有者は以下の2つの条件のうち1つを満たす必要があります。

  1. シンガポール内国歳入庁(IRAS)が発行した最新の課税通知書に基づく課税所得が24万SGD (約1,920万円)以上であること(内訳は給与と事業収入のいずれかまたは両方)
  2. 事業支出が合計10万SGD(約812万円)以上であり、ローカルPME4を1人以上、またはLQS5を3人以上雇用していること


かつ、

更新時点で以下の役割のいずれか2つ以上を実行し、そのうち少なくとも1つはA欄のものでなければなりません。

 
A B
  1. テクノロジーに基づく、またはテクノロジーに対応する製品またはサービスを提供する会社をシンガポールに設立した
  2. シンガポールを本拠とするテクノロジー企業で主導的役割(例:CEO、CTO、アジアパシフィック社長)を担った
  3. シンガポールを本拠とする2社以上のテクノロジー企業で主導的役割を担った
  4. シンガポールを本拠とする会社で、特定の技術分野でチームを指揮する技術職として雇用された(例:シニアエンジニアまたはシニアリサーチャー)
  5. シンガポールを本拠とする2社以上の会社で、チームを指揮する技術職として雇用された
  1. シンガポールを本拠とする会社の取締役を務めた(テクノロジー企業に限らない)
  2. シンガポールを本拠とするスタートアップ企業の顧問またはメンターを務めた
  3. シンガポールの高等教育機関(IHL:Institute of Higher Learning)で教授、講師、非常勤教授、または非常勤講師を務めた
  4. 上記B2とB3には含まれない何らかの形でトレーニングを提供した(例:ワークショップ、企業のトレーニングクラス)
  5. シンガポールを本拠とする1社以上のテクノロジー企業に投資した

 


4 ローカルPMEとは、起業家パス(EntrePass)更新基準による定義のとおり、固定月給が3,900 SGD(約317,000円)以上で、CPF積立金を3ヵ月以上拠出し、シンガポール国籍またはシンガポール永住権を有するProfessional(専門家)、Manager(マネージャー)、およびExecutive(経営幹部)を指します。  

5 LQS(Local Qualifying Salary) とは、 起業家パス更新基準による定義のとおり、月給が1,400 SGD(約114,000円)以上で、CPF積立金を3ヵ月以上拠出し、シンガポール国籍またはシンガポール永住権をを指します。

申請方法

01

申請前の準備

Tech.Passを申請する前に以下を行っておく必要があります。

  • 資格基準を満たしていることを確認する。
  • こちらに示されている関係書類を用意する。

02

Tech.Passを申請する

  • 申請者(および必要に応じて扶養家族)のTech.Pass申請フォームをダウンロードします。
  • ソフトコピーとして申請フォームに記入します。
  • フォーム内で自動生成される支払参照番号を入手します。
  • 申請フォームを印刷し、署名します。
  • 申請フォームに記載されている適切な補足書類を用意します。

03

申請料を支払う

  • 申請1件ごとに申請料(105 SGD、約8,500円)をPayNowまたは電信送金により支払います。
  • 支払い処理を確実に行うため、申請フォームに記載されている指示に従ってください。なお、申請料は返金されません。
  • EDBは申請料を受領した後にのみ申請手続きを開始します。お使いの銀行によってはこれに最大1ヵ月を要する場合があります。

04

記入済みの申請書と必要書類をアップロードする

以下の提出書類があることをご確認ください。

  • 記入・署名済みの申請書の原本
  • 領収証明書およびパスポートのページ
  • 補足書類
  • [扶養家族について]DP申請者またはLTVP申請者との関係を証明する書類(婚姻証明書など)、およびシンガポール健康促進局(HPB)が発行したDP申請者またはLTVP申請者の予防接種要件確認書類(必要な場合)

こちらからご申請ください。

05

申請手続きの所要期間

Tech.Pass申請手続きは約8週間かかり、追加情報が必要な場合は、さらに時間がかかる可能性があります。

申請が承認されるとIPA(In-Principal Approval:暫定許可証)が電子メールで届きます。IPAの受領後6ヵ月以内であれば、シンガポールに入国しパス発行手続きを行えます。

06

パスを取得する

シンガポールで仕事やビジネス活動を開始する前にパス発行手続きを行わなければなりません。また、この手続きをするにはシンガポールに入国している必要があります。

IPAの受領後6ヵ月以内にパス発行手続きを行う必要があります。手続きはMOMのEPオンラインシステムで行うか(SingPassをお持ちの場合)、MOM就労パスサービスセンターの予約を取り対面で行います。

費用:

  • パス1件ごとに225 SGD(約18,000円)
  • 複数回入国ビザ(該当する場合)1件ごとに30 SGD(約2,400円)

IPAの有効期間は延長できません。

申請の準備はお済みですか?

Tech.Passの資格条件があり、関心をお持ちの皆様は、申請者および扶養家族の申請フォームを下記からダウンロードしてご記入ください。

メイン申請者 | 扶養家族パス(DP)フォーム | 長期滞在パス(LTVP)フォーム

(ダウンロードしたフォームはAdobe Acrobat Readerソフトウェアで開くことができます)
同ソフトウェアの最新バージョンはこちら

 

Tech.Passに関するご質問やお問い合わせは こちらからお送りください。

Tech.Passに関してよくある質問(英語)をすべて見るにはこちらをクリックしてください。

シンガポールグローバルネットワーク(SGN:Singapore Global Network)

シンガポールへの移住や利用可能な機会について詳しくお知りになりたい場合、 こちら からSGNに連絡を取り、手始めに適切な人々やリソースとつながることができます。