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NEC

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NECは、シンガポールにNECオープンイノベーションセンター(OIC)を開設したことを2018年9月25日に発表しました。今回の新センター開設は、より広範なNECイノベーションエコシステムの一部になるとともに、官民部門とのオープンなイノベーションおよびパートナーシップを促進するという同社のコミットメントを改めて明確に示すものです。


バイオポリスに位置する同社OICは、アジア太平洋地域の研究およびイノベーションにおいて、2017年から5年間で同社が1億SGD(83億円)を投じる投資の一環であり、シンガポール経済開発庁(EDB)の支援を受けています。

グローバル安全部門が運営する同センターは、同社の技術と深いパートナーエコシステムを活用して公共安全、輸送、航空などの分野におけるソリューションを提供し、海外で同様の施設を設立するのは初となります。日常生活に照らしてAIや生体認証のソリューションを体験できる革新的テーマに基づく複数のゾーンがあり、現実的な実際の使用ケースと関連付けてソリューションを没入体験することが可能です。
 


同社は、航空旅行の安全、セキュリティ、効率性に関する先進ICTソリューションにおける最先端企業でもあり、同社のOneIDシングルトークン技術は旅行プロセス全体にわたる総合ID管理を提供しています。これにより、旅客はすべてのステークホルダーに対してオンラインまたは直接的に身元を認証することができ、空港内の手続きで効率的なフローの確保が実現します。

EDBのリリー・プア(Lily Phua)新規ビジネス担当局長は「企業、パートナー、デジタル人材の強力な基盤を持つシンガポールは、NECが連携関係を築き、強力な生体認証識別技術をシンガポール内外の公共安全および商用ドメイン向けの新しいアプリケーションに変換する上で理想的なロケーションです」と述べています。

1シンガポールドル(SGD)=83円 (2018年11月9日現在)

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